ゆけゆけ!髙沖親子のオンライン体験記 vol.3 ちひろ先生の理科実験教室「カカオ豆からチョコレートを作ろう!」
(髙沖親子プロフィール)
清乃さん
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6歳娘・11歳息子・14歳息子の3人を子育てしながら、フォトアプリ『Baby365』とマタニティサイト『ニンプス』も育て上げてしまったスゴ腕経営者ママさん
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娘ちゃん
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小受を乗り越えた、新小1生
オンライン体験は今回3回目
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〜ゆけゆけ!髙沖親子のオンライン体験記 vol.3〜
ちひろ先生の理科実験教室「カカオ豆からチョコレートを作ろう!」
朝食に出しているチョコクリームをパンに塗るのが、娘の朝の楽しみのひとつ。
チョコクリームがある日はテンションがあがるようです。
先日、チョコパンを食べながら娘がひとこと。
「ママ、チョコレートってなにからできているの?」
最近、「お豆腐の正体は大豆」「ケチャップはトマト」…と、食品の原料クイズをしていたためか、大好きなチョコレートのことも気になったようです。
ちょうど我が家に『チョコレートの大研究』という図鑑があったので、本を開きながら「カカオっていう豆からできているんだね」と伝えると「え!カカオはチョコのあじがするの?まめなのに?そのままたべるられの???」と次々質問が。
↑10年ほど前に長男が読んでいた本『チョコレートの大研究』。久しぶりに本棚から出してみました。
うーん、残念ながら私自身もカカオをかじったことがなく、味はわかりません。「このくらいの(と、ラグビーボールくらいのサイズを手で示し)豆だと思うんだけどね~」と、恥ずかしながらあいまいな返事しかできず。
タイミングよく「カカオ豆体験」を発見!
それから数日後、「ルクミー 体験パーク」に「カカオ豆からチョコレートを作ろう!」という体験があるのを発見。あまりのタイミングの良さにびっくり!もちろん即予約しました。 今回の体験の講師佐藤ちひろ先生は、北海道札幌を拠点にオンラインなどで理科実験教室を行っているのだそう。自作の「ダンゴムシヘルメット」がトレードマークです。
↑理科が好きになれる楽しい体験をたくさん行っているそうです。
体験の数日前に先生から材料や道具が入った「体験キット」が届きました。 「あれ?思っていたよりカカオ豆って小さい…(娘に間違えたことを教えてしまったかも!)」と思いつつ、体験スタートです。
↑お皿に入っているのが「カカオのタネ(カカオ豆)」。その右にあるのが「カカオバター」です。どちらも先生の「体験キット」に入っていました(※粉糖とスキムミルクは家庭で用意)。
最初にちひろ先生が、カカオ豆の収穫から今回届けていただいた豆の状態になるまでのお話をしてくれました。
↑「チョコなのにくだものみたいー!」と驚く娘。
なんと、私が知っている(と思っていた)カカオは「実」の部分で、実の中にこの小さな種(カカオ豆)がいっぱい入っているのだそう。知らないことって身近にも意外とあるものですね。
↑焙煎・発酵済みのカカオ豆。この状態でかなりいい香りがします!
↑先生の説明を聞きながら「ママがいっていた“おおきいまめ”とちがうじゃない」と娘のつっこみ。ごめん、間違えた…。
まずは、すり鉢でカカオ豆をつぶします
最初にカカオ豆の殻をむいてすり鉢で擦りつぶします。この作業でチョコレートのなめらかさが決まるのだそう。先生曰く、「すり鉢を使ったことがないお子さんも多いので、ぜひこうした機会に道具の使い方も知って欲しい」とのこと。たしかに、なかなか日常では使わない器具のひとつかもしれません。
↑カカオ豆をそのまま味見した娘。予想外の味にげんなりしています。いい経験。
↑先生のすり鉢の中を映していただいて、状態を確認しながらすりすり…。小さなすり鉢とすりこぎも、先生の「体験キット」に入っていました!
↑「カカオ豆」はなかなか強敵!欲張って多めに作ろうとしたせいか思うように細かくならず、ここは私も参戦。
至福の味見タイム!完成間近です
すりつぶしたものを湯せんしスキムミルクや砂糖で味を調えて、カカオバターで柔らかさを調整します。ここまでくればあともう少し!
↑だんだんチョコレートっぽくなってきました!
「お砂糖の量は味見しながら調整してね」と先生。待ってましたの味見タイムです。
↑味見にしては、ちょっと量が多い気が…!?
↑お、おいしすぎる~!!(とろけています)
最後にチョコレートをシートの上に広げてゆっくり冷ませばできあがり。
↑できあがるチョコレートはわずか!食べ物を作るって大変です。
↑14粒のカカオ豆からできたチョコレートは直径15cmくらい。
チョコレートを湯せんする間や冷まして固める間には、チョコレートの成分表の見方やカカオを生産している国のこと、そしてフェアトレードについて先生が教えてくださいました。
↑おまけで「ダンゴムシヘルメット」のひみつも教えてくれました!
体験終了後、数時間後にしっかり固まったチョコレート。できあがった量は少しでしたが、みんなに食べて欲しいという娘の希望で、パパや小学生と中学生のお兄ちゃんたちにもお裾分けしました。ちひろ先生からは「市販品と比べたら、なめらかさには欠けるかも!」とお話しいただいていましたが、味と香りはすばらしく、家族みんなから「おいしい!」「自分で作ったの?すごいじゃん!」と褒められていました。
チョコレートの正体を知りたいと思って参加した今回の体験でしたが、娘はすり鉢の使い方や湯せんの仕方を知り、カカオが遠い国から届けられていることやそこで働く人たちのこと、そして自分で作ったものを「おいしい!」と言ってもらえる嬉しさも。2時間の体験を通して思いがけず多くのことを学びました。 明日の朝に食べるチョコクリームは、いつもとちょっと違って見えるのでしょうか!?