ルクミー体験パーク

Let’s have fun! 気軽にフラっと立ち寄れるような、英語体験を

「オンライン子ども英語」講師・Nobuko先生

プロフィール
Nobuko先生
児童英語専門士

都内インターナショナルスクールのプリスクールでの担任や、子ども英語教室等で講師・スクールマネジメントを15年経験。2020年12月 オンライン英語教室「オンライン英語 ノブズ」をスタート。保育士資格・幼稚園教諭免許保有。「プライベートレッスン」は常に満席!の人気講師。 今回は、英語で製作あそびができる「アート&クラフト」体験や、気軽に30分の英語体験ができる「サークルタイム」を「ルクミー 体験パーク」で提供してくれているNobuko先生にお話を伺いました。ママパパが気になる、お子さんの英語を得意にするコツも教えていただきました!

家族のすすめもあり、小学校3年生で英語をスタート

私が英語にはじめて触れたのは、小学校3年生ごろだったと思います。近所の学習教室でカリキュラムのひとつだった英語を習い始めました。「これからは英語ができたほうがよい」と、私が5歳の時に家族が英語教室に問い合わせをしたようなのですが、当時、私が暮らしていた田舎では小さな子どもに英語を教えられる人がおらず、断られてしまったということでした。その後やっと見つけたのが小学校3年生で通い始めた学習教室だったというわけです。

その後、高校生になり進路を決定する段階で、ふと「そうだ、私には英語がある」と思い当たり英語の道に進むことにしました。学校選びで「児童英語教育科」という学科を見つけ、「子どもに特化した英語教育って?」と気になったので見学に行きました。当時にしては比較的幼いころから英語を習ってきた私でしたが、そこで出会った海外生活が長い同級生や児童英語のプロの先生方は、私の知らない英語をたくさん話していました。

たとえば、皆さんご存じの『ABCのうた』ってありますよね。『きらきら星』の音階で「エービーシーディー」とうたう歌です。私の子どもの頃は「~エイチ、アイ、ジェイ、ケイ、エル、エム、エヌ!」というリズムだったと思うのですが、「児童英語教育科」の授業で見た子どもたちは「~エイチ、アイ、ジェイ、ケイ」のあとが「LMNOP!!」となっていて、ものすごく早口でしかも発音がいいんです。「なるほど、子どものうちに英語を習うというのはこういうことか!」と衝撃を受けました。過去に家族が5歳の私に英語をと考えたのもそういうことだったのかもしれません。

これをきっかけに児童英語を学ぶようになりました。学校卒業後は、都内のインターナショナルスクール付属のプリスクールで英語保育を行ったり、お子さん向けの英語教室の講師を務めたりして、15年ほどお子さんと英語の関りをサポートしてきました。また、日本の保育や幼児教育も学びたいと思い、保育士や幼稚園教諭の免許も取りました。

製作をしながら自然に英語が耳に入るアート&クラフト

2020年ごろ、新型コロナウイルスが流行し始めどんどん世の中が変わっていくのを見て、「せっかくなら、やりたいことをやっていこう」と思い立って、2020年の12月に自身でオンライン英語教室をスタートしました。当初はお子さんメインの英語教室の予定でしたが、保護者のかたから「私にも教えて欲しい」とお声がけいただき、現在は、3歳のお子さんから小中高校生、そして大人の方まで数十名の生徒さんに英語を教えています。

「ルクミー 体験パーク」では、現在「英語で製作あそび(アート&クラフト)」と30分で気軽に参加いただける「サークルタイム」の体験を行っています。製作あそびは、事前に材料をお送りし、英語で語りかけながら一緒に製作を楽しみます。基本的に私は体験のあいだは、英語だけで話すので、英語が初めてお子さんは戸惑うこともありますが、たとえば「Stapler」「Stapler」と何度か言いながら製作をしているうちに、「ああ、ホチキスのことね~!」と自然にお子さんがわかるようになっていくことが多いように感じます。また、英語な得意なお子さんには、発表・アウトプットの場としてたくさん英語を話してもらっています。

↑「Stapler」と言って見せているうちに、何度目かで「ああそうか!」とつながっていくのだそう。

英語を学ぶぞ!と気合を入れて勉強するのも悪いことではないですが、私との時間は「なんか楽しそうなことがあるぞ」という感じで、保護者のかたもお子さんも英語を遠い存在ととらえずにフラっと立ち寄っていただき、気軽に楽しんでもらえる時間にしたいと思っています。

オンラインのトラブルは、子どもの英語が伸びる!?

オンラインレッスンには不思議なところがあって、どのお子さんもパソコンやタブレットのスイッチを入れると、一緒に自分の「やるぞ」のスイッチも入れてくれているような気がしています。体験がスタートする時にはもうみんなのエンジンがかかっている感じです。対面の教室では、「やるぞ」とスイッチを入れるのに意外と苦労があり、スタートまでに何分も時間がかかることもよくあります。理由ははっきりしませんが、これはオンラインならではの良さだと感じています。

↑Nobuko先生が開発しているクラフトのキットは、カラフルでかわいい!と評判。

また、オンラインでは通信トラブルもつきものですが、意外とこれが英語との相性が良いようで、たとえば回線状態が悪く私の声がお子さんに届いていない時など、お子さんたちは身振りや知っている英語で、「きこえないよ」となんとか私に伝えようとしてくれます。必要に迫られたときに出るコミュニケーションや言葉こそ「生きた言葉、生きた英語」だなと感じる場面が非常に多いです。

↑「オンラインならではの良さがたくさんあります」とNobuko先生

ある時はお子さんが「ネコが…」と日本語で話しかけてくれたのですが、たまたま私に音声が届いておらず、私が「What is that? Can you say that again?」と聞き返す動作をすると、ちょっと迷った後、勢いよく「Cat!」と単語が出てきたこともあります。「どうにかしなくちゃ」という時のお子さんのパワーはすごいですよね。

英語上達のコツは、Let’s have fun!

保護者の皆さんから「子どもに英語が身に付かない」と相談をいただくことがあります。時間もお金もかけているのに、一向に英語が話せるようにならないと焦る気持ちがあるのだと思います。でも、私は幼い時の英語はとにかく「楽しく、そして継続的に何回も触れること」だと考えています。目に見えるような成果は、もう少し後の方で良いかもしれません。語学は時間がかかりますから、今は見えなくても、お子さんの中に英語の大事な部分が積み上げられていて、長期的な連続の学習の中でそれぞれがつながる時が来ると考えています。

「成果も出ず、すぐに忘れてしまうかもしれないのに、英語を学ぶ意味があるのか?」と思うかもしれませんが、素直でなんでも吸収しやすい時期だからこそ、英語に触れる意味があるのだと思います。英語の発音や表現を学ぶのに効果的な英米童謡を楽しくうたうには、小学校高学年〜中学生になってからでは、気恥ずかしくなかなか声が出ないお子さんも多いと思います。大きな声でうたうって楽しいな!とシンプルに感じられる幼少期こそ、歌やダンスを通じて英語を吸収する良い時期です。頭で考え込まずに、耳で聞いた音がきれいに口から出てくるのも、小さなお子さんならではのよさです。

繰り返しになりますが英語はとにかく、たのしく、そして継続的に何回も触れることが一番の近道です。「ルクミー 体験パーク」では、30分でさくっと参加いただける「サークルタイム」も用意しています。少しでも興味があったら、お時間が合う時に何の準備もいりませんので気軽に参加していただけると嬉しいです。

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