髙沖さんと、ルクミー体験パークの中の人に聞く! オンライン体験後に感じた 子どもの成長って?(後編)
「ルクミー 体験パーク」がスタートして半年。 オンライン体験、ちょっと気になるけど、本当にうちの子が楽しめるのかな・・?と迷っていたりしませんか? そこで今回は、「体験記」で小学校1年生の娘さんと一緒にたくさんオンライン体験に参加してくれている髙沖さんと、「ルクミー 体験パーク」開発メンバーのひとりかつ、オンライン体験を77本受講のAさんに、続けてみて分かったオンライン体験のあれこれについて語ってもらいました!
髙沖さん:
実際に「ルクミー 体験パーク」がスタートして半年ですが、Aさんのおうちでもサービスを利用することはありますか?
Aさん:
あります。近日では「真珠の取り出し体験」を予約しています。我が家はインドアタイプで、休日はおうちで1日だらだら…なんていうことも多かったのですが、「ルクミー 体験パーク」がはじまってからは週末の楽しみが増えました。
たとえば「真珠の取り出し体験」なんて、私では思いつかなかった体験ですし、オンラインで選ぶだけでキットも送られてくるため、負担なくできて週末にさくっと参加しやすいです。
不思議なもので、「ルクミー 体験パーク」オンライン体験プログラムを2つ3つ受けたあたりから、どんどん楽しみになって「次はどれをやってみよう!」と、娘だけでなく私自身もすごく参加に積極的になってきました。娘が楽しんでいる様子を見ているうちに、「これは娘がよろこびそう」とか「きっと好きだろうな」と私自身の選ぶ目や、楽しさへの感度が上がってきたのだと思います。
髙沖さん:
私自身もそうでしたが、子どもにオンラインでなにかをさせるのって、なぜか最初は億劫に感じませんか?
Aさん:
わかります笑
最初、なんか面倒くさいというか、オンラインでうまくいくの?とやっぱり懐疑的な気持ちになりますよね。でも騙されたと思って1回やってみると、「なるほど、こういうことか!」と腑に落ちていきます。
最近では、リアルの体験のほうがちょっと面倒に感じるほどで、娘の習い事や学びの場でも、「暑い中わざわざ電車に乗って出かけて、半日かかって、体験はたった1時間。これなら自宅でオンラインのほうが良かったな~」というようなシーンも増えてきました。
親の負担感もそうですが、子どもにとっても、どこかへ出かけてずらっと机が並ぶ場所で、娘のようなちょっと恥ずかしがり屋だと知らないお子さんとお隣同士に座らされて、「さあ学びましょう!」といわれても、そんなに楽しくないというか、やらされている感があると思います。オンラインなら、自分の好きな姿勢や座り方で、照れくさい時は画面オフだってよいですし、リアルなイベントやワークショップよりも気兼ねなく参加しやすいというお子さんも多いように感じます。
髙沖さん:
たしかにそうですね。我が家の場合は末の娘だけ、他の兄弟と年齢が離れていて性別も違うので、娘のためだけにどこかに出かけるのが意外と難しく!兄たちが幼い頃は「レゴ教室」とか「恐竜博」とかあちこち連れていったのに比べると、なんだか娘には体験が少ない気がしていました。でも「ルクミー 体験パーク」がスタートしてからは、娘と一緒に折り紙を習ってみよう!とか、かわいいダンスを教えてもらおう!と他の家族のスケジュールや都合をあまり意識せずに、気軽に娘にもいろいろなことをさせてあげられるようになりました。
Aさん:
あらゆるシーンで、オンラインでつながることや、Zoomなどを利用して人とやり取りすることは、もはや当たり前のものとして生活になじんでいると思います。オンラインを利用したお子さんのための学びや体験も、親が食わず嫌いでは本当にもったいないなと、サービス開発者としてはもちろんですが、母親としても感じています。
私は、親ができることなんて、そんなにたくさんないのではないかと最近感じるようになりました。わたしが面倒くさがり屋なだけかもしれませんが(笑)、周囲のママパパの中にはすごい人もいて、夏は海水浴、冬はスキー、美術館に博物館に、全国の祭りにと、お子さんにあらゆる体験をさせてあげている様子が日々SNSにアップされています。すごいなぁと思いますが、時間もお金も体力もいることなので、そう簡単にまねできません。子どものことを考えると、親が消極的なことで体験の「差」がついてしまうのかな?と思うという焦りもあります。
オンラインの体験なら、時間や体力はもちろん、コストもかなり抑えることができます。興味がありそうなことをまずはちょっとだけ試してみたり、例えば先日は「ルクミー 体験パーク」では、和歌山県の「アドベンチャーワールド」さんとオンラインでつなぎましたが、すぐに和歌山に行くのは難しくても、オンラインでまずは体験してみて、そこから興味が沸けば「よし!次は和歌山で本物のパンダに会ってみよう」というような行動にもつながってきそうな気がしています。
高沖さん:
娘は「ルクミー 体験パーク」のオンライン体験プログラムを、3月からの半年間で19プログラム受けました。最初の数回は、緊張もありましたし、画面の向こうの先生とのやり取りもちょっと戸惑っていたようですが、子どもってなんでも柔軟というか。Zoomに慣れるのも早くて、すぐに「マイクのミュート」の使い方や、先生に作品をお見せする時にカメラにどう映したらよいかも教えなくてもわかるようになっていって、親のほうがびっくりするくらいです。
ほかにも、やったことがないプログラムにもどんどん前向きになっている気もしています。「グラスサンドアート」とか「チョコレート作り」、「真珠の取り出し」など、日常ではなかなか体験できないことも、「やってみる?」と聞くと「やってみたい!」と言うシーンが増えています。
Aさん:
髙沖さんは、最近の体験でヒットってありました?
髙沖さん:
最近娘がはまっているのは「エツコ先生のねんど教室」です。1回体験しただけですが、コツがわかって上手に作れるようになったためか「ねんどってたのしいね!」といって、毎日ねんどをして遊んでいます。
Aさん:
ねんど!良いですよね!まさにオンラインで見つかる盲点体験 笑
そもそも「ねんどを習う」ってこと自体、珍しい状況だし、リアルで習い事にするには、ちょっぴり地味といいますか。。なかなか手が回らないゾーンなんだけど、やってみると子どもの反応がすごく良い!ってものがオンライン体験だとたくさん見つかりますよね。
髙沖さん:
それって、YouTubeでよくない?ってあたりのネタを、オンライン体験でやってみると、ググッと子どもの興味が引き出されるというか。
今までも家でやっていたし、身近なものなんだけど、専門家に習うと全く別モノだって思いますよね。子どもの食いつきがハンパなかったり!いつもの粘土や折り紙なのに笑
子どもって、好きとか得意になるとすごく集中しますよね。
Aさん:
しますよねー!あれはすごい。
その集中力や夢中な姿が見えた時ってすごく嬉しいですよね。
髙沖さん:
あと、個人的に思っているのが「小学校受験」にすごく良さそうって思ってます。お箸の持ち方とか!去年知りたかった!
Aさん:
実は、私は中学受験の土台作りに良いんじゃないか、と思ってました笑
理科実験とか、算数が得意になるワークショップとか!
うちは中受の予定はないですが、ママ友に教えたくなります。
髙沖さん:
子どもが楽しめるのはもちろんだけど、親の下心(?)にも答えてくれる側面がありますよね笑